雪国の景色は意外と簡単!ぜひ雪景色も!
鉄道模型には、車両が走行するレイアウトと車両を固定するジオラマがあります。鉄道模型は車両を走行させる為のレールはもちろん、そのレールを固定する為のボード等の材料や景色を構成する建物(ストラクチャー)、木々や人々といったアクセサリー等作りたい景色によって必要なものがそれぞれあります。
基本的な作り方としては、まずどういった模型を作りたいかを設計し、ボードをそれに合わせて用意、加工します。
その後、ストラクチャーやアクセサリー、レールを仮設し、通電の確認と共に試運転を行います。車両を走らせる際、車両とストラクチャー等が接触したり、走行の妨げになっていないかを確認しましょう。問題が無いようならば、レールを固定し配線を行ってください。
そして地面となる場所に下地を塗り、しっかり乾かします。ストラクチャー等を置く場所は塗っても隠れてしまうので、塗らなくて良いです。また多少の色ムラはスノーパウダーで隠せますが、あまりにもムラが出来てしまうようならば、薄い色から濃い色へと数回に分けて色を付けてください。地面が乾いたら、ストラクチャーやアクセサリーをつけ、接着剤を水で少し薄めた物を用意しましょう。雪国や雪景色を作る為、先に薄めた接着剤を地面に塗り、きめの荒いスノーパウダーを撒きます。
その次に、水で薄めた接着剤をスプレーし、きめの細かいスノーパウダーを複数回に分けて撒きます。雪国や雪景色の写真を見てもらうと分かるように、建物の屋根や木々の上の方にスノーパウダーを多めにつけたり、建物の入り口等人の出入りがある場所は敢えて雪を薄くしたり、筆や爪楊枝でスノーパウダーを払う、もしくはへこませたりするとリアリティが増すのではないでしょうか。
注意する点は、レール付近にスノーパウダーを撒きすぎると、走行に支障が出るという点です。好みの雪景色になったら再び乾燥させて、鉄道模型は完成です。
スノーパウダーは、茶こしなどで撒けば自然な形に近づきますし、ボード等は初心者の方向けのキットもありますので、試してみてはいかがでしょうか。